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はてなブックマーク - 初代XboxLiveサービス4月で終了 7年の歴史に幕
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初代Xbox

初代Xbox


Microsoftはプレスリリースで4月15日付けで初代XboxLiveサービスを終了すると発表しました。
これに伴い、初代 Xbox に関する Xbox LIVE のメンバーシップ自動更新サービスも同日付けで停止するとのこと。

初代XboxにおけるXbox LIVEサービスは、北米では2002年11月15日より、
日本では2003年1月16日より開始されていました。
ソース:Xbox.com | 初代 Xbox LIVE サービス終了のお知らせ

去年の2月6日には初代Xboxの修理サポートを終了したばかりでした。
これでほぼXbox360に移行される形になります。
Microsoftが初めて家庭用ゲーム据え置き機に参入した初代モデルでもあります。
日本では初代Xboxは約50万台を売り上げました。ライバルとなっていたのはやはりPlayStation2です。
PS2はいまも尚販売、売れ続けており日本だけで総売上が2000万台以上と、かなりの差をつけられてしまいました。

日本ではやはり売上不振でしたね・・・
発売日にはビルゲイツがわざわざ来日して笑っていいともに出演したりかなり意欲を見せていましたが結局・・・
日本ではゲームを提供するサードパーティも頑張っていたのはテクモくらいで
目ぼしい参入会社も現れずに終了の時を迎えてしまいました。
その結果ラインアップも洋ゲーまみれになってしまいました。マニア向けのゲーム機だったと言えると思います。
APIにPCゲームでおなじみのDirectXを採用し比較的簡単に開発できるという強みはありました。

また発売当初の初期ロットでは挿入するだけでディスクに傷が付くという仕様・・か不具合があり、
そのときの対応が「この程度の傷はゲームに支障はない」というなんともふざけた対応をしていました。
さすがに反感を買いまして無償修理を実施するに至った経歴もあります。
現行機のXbox360でも傷の問題が報告されていますが一体どうなっているのか・・
またXbox360は故障率も高くヘビーユーザーではもう5回も修理にだしたという人も。

最近ではPS3とXbox360の争いが加熱していますが、
Xbox360陣営はテイルズやSO4やラストレムナントなど一斉にRPGゲームを発売した「RPGラッシュ」と呼ばれる対抗をし
一気に購入者は増えるもののそれも長くは続くかず・・・
一方PS3陣営側は発売当初はXbox360陣営に押されていた形になっていましたが
テイルズの完全版を発売されたのを皮切りにキラーソフトFF13、SO4の完全版と一気に力をつけました。
今後も大作のGT5やGOWの発売が決定しておりPS3陣営の勢いはとまりません。
PlayStationはやはり安心のブランドといったところでしょうか。
また消費者に優しくオンラインもXbox360と違って無料というところも良いところ。

そして、ゲームショップでの相次ぐXboxの売り場面積の縮小や
店側の保証サービスの拒否、買取拒否(改造行為・壊れやすいなどの理由で)の
流れが今年から一気に流れ始めもう巻き返しのチャンスがないような気がしてきました。
初代発売の時よりは力をつけてきたMicrosoftですが、
次世代モデルの発売の予定はいまのところないとMicrosoftの幹部が語っています。